2020年 8月30日 主日礼拝式

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―――――― 2020年 8月30日 主日礼拝式 ―――――
前  奏  (黙祷)                    
礼拝招詞  詩編95:1〜9
讃 美 歌  170(歌詞を黙読) 
聖書朗読  詩編74:9〜23(P.909) 
      ルカによる福音書21:7〜19(P.151)
祈  祷                          
説  教 『忍耐によるいのち』馬場康夫牧師
祈  祷        
讃 美 歌  385(歌詞を黙読)
献  金  
祝  福
後  奏

聖書:しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。
   忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。
           ルカによる福音書21:18〜19
 

2020年 8月30日 主日礼拝説教要旨
詩編74:9〜23、ルカによる福音書21:7〜19「忍耐によるいのち」
1.
 私たちが聴いておりますルカによる福音書21:7〜19、私たちの救い主主イエス・キリストがこの世の終わりについて語ってくださった言葉を記録しています。この世の終わりには、21:8b〜9「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、ついて行ってはならない。戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことがまず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」、多くの人々が、自分こそ救い主である、キリストである、と名乗って現れる。もう終わりの日が近付いた、と語る。戦争と暴動が起こる、と予言めいたことを語る輩も登場する。しかし、怯える必要は無い、慌てる必要は無い。そのような偽キリストに付いて行くな。確かに、偽キリストが現れ、戦争や暴動が起こる、と語る人々が現れる。これが世の終わりが近づいたしるし。しかし、未だ終わりではない。このように主イエスは語られました。
 続いて、21:10〜11「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。」、人々と人々とが敵対する。国と国とが敵対する。国が混乱し、政治的な混乱が起る。大地震が起り、飢饉や疫病が流行し、恐ろしいことや天からのしるし、前兆がある。自然災害が起こり、天変地異が起こる。確かに、戦争、暴動、自然災害、天変地異が起こる、と言われると、私たちも恐れを抱きます。
 しかし、それよりももっと恐れていることを主イエスは語られました。21:12「しかし、これらのことがすべて起こる前に、人々はあなたがたに手を下して迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために王や総督の前に引っ張って行く。」、戦争や暴動、大地震、飢饉や疫病、自然災害、天変地異が起る前に弟子たちが迫害を受ける。この世の終わりに先立って弟子たちが迫害を受ける、教会が迫害を受ける。国の支配者である王や総督の前に引っ張り出されて裁きを受ける。弟子たちが裁かれ、教会が裁きを受け、キリスト者が裁きを受ける。しかも、王や総督といった支配者、権力者からだけではない。
21:16〜17「あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。」、家族からも裏切られ、殺され、全ての人々から憎しみを受ける、と主イエスは語られました。こういうことを言われると、私たちは恐れを抱きます。
2.
 ここを読んでいて、明らかな矛盾があることに気付いたと思います。主イエスは21:16「あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。」、と仰いました。しかし、その直後、21:18「しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。」、と仰いました。一方で、いのちが奪われてしまう、と語られながら、他方で、髪の毛一本さえも失われることはない、と約束してくださいました。これはいったいどういうことなのでしょうか。
 ここで主イエスが語ってくださった言葉は矛盾であって矛盾ではありません。たとえ自分のいのちが奪われようとも、しかし、同時に、自分の髪の毛一本さえも失われることはない、ということを知っています。髪の毛一本にいたるまでも、神のものになっている私たちを神から奪い取ることはできません。
 主イエスは既にこう語ってくださいました。12:6〜7「五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」、信仰に疲れ、耐え忍ぶことができなくなってしまい、途中で信仰を捨ててしまう人々がいました。事実、弟子たちは主イエスに従いながら、一度は主イエスを捨てました。しかし、そこでこそ、主イエスは宣言されます。髪の毛までも一本残らず数えられている、だから、恐れるな。
 弟子たちを屡々襲ったのが恐れでした。だから、主イエスが捕まえられた時、全ての弟子たちは逃げ去りました。自分たちが主イエスの仲間である、主イエスの弟子であることが明らかになるのを恐れました。だから、ペトロは、主イエスなど知らない、と三度も誓って言い張ったのでした。私たちを屡々襲うのがこの恐れです。あなた、教会へ行っているのですね、と言われることに、後ろめたさを覚える。キリスト者であることが明らかになるのをどこかで恐れる、狼狽える。
 だからこそ、主イエスは仰いました。21:19「忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」、どんなに苦しみ、悩み、嘆き、悲しみ、痛み、さびしさを抱えていても、あなたたちは髪の毛一本にいたるまでも神のものになっている。だから、耐え忍び、忍耐して、信仰を守り抜いてほしい、と主イエスは語られました。
 信仰を与えられて生きることは大きな喜びです。しかし、闘いがあります。確かに、かつてのような迫害、信仰を持っているからといって、世の中の人々が私たちを寄って集って迫害し、そしり、憎しみ、殺すというようなことはないでしょう。しかし、日本において教会に対する目にはたいへん冷ややかなものがあります。誹られ、軽蔑されていることを感じます。そのような迫害に負けたくありません。迫害、と言うと少し大袈裟に聞こえるかも知れません。しかし、私たちを日曜日の礼拝から引き離そうとする、信仰から引き離そうとする、この世のすべてのはたらきは私たちに対する迫害と言っても間違いではありません。
 しかし、そのようなこの世の中との闘いだけではありません。いや、むしろ、自分自身との闘いがあります。さまざまな誘惑との戦いがあります。礼拝を献げるための闘いがあります。信仰を守るための闘いがあります。誰もが経験してよく知っています。そのような誘惑に負けたくありません。主イエスが21:19「忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」、と仰っておられるのですから、耐え忍ぶことができればさいわいです。

―――――― 2020年 9月 6日 主日礼拝式 ―――――
前 奏 (黙祷)
礼拝招詞 詩編34:2〜12
讃 美 歌 172(歌詞を黙読)
十 戒 (小声で)
主の祈り (小声で)
聖書朗読 ダニエル書9:20〜27(P.1396)
ルカによる福音書21:20〜28(P.152)
祈 祷
信仰告白 使徒信条(小声で)
説 教 『歩き始める』馬場康夫牧師
祈 祷
讃 美 歌 260(下)(歌詞を黙読)
献 金 
祝 福
後 奏 
聖書:このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げな さい。

         あなたがたの解放の時が近いからだ。
           ルカによる福音書21:28